14世紀の高麗を舞台に、数奇な運命で皇后となったヒロインの愛を描いた韓国の歴史ドラマ「奇皇后」。
ハ・ジウォンが主演し、ヒロインを愛する二人の男をチュ・ジンモとチ・チャンウクが演じたことでキャストが大好評となっています!
また、最終回では「号泣した」という感想が続出し、ストーリーの面白さも評判になっているドラマ「奇皇后」。
そんなドラマ「奇皇后」の全体のあらすじが分かるよう、全話にわたって見どころをご紹介します!
この記事だけ読めば全体のストーリーが把握できるようになっているので、ネタバレしても大丈夫な方は、ぜひ楽しんでくださいね♡
『奇皇后』全話あらすじ・ネタバレ
韓国ドラマ「奇皇后」は全51話にもわたる長編ドラマです。
全てのあらすじを載せると読み切れない量になってしまうため、重要な個所をかいつまみつつ、ご紹介していきますね!
第1話
第1話では、皇后になったヤンの悲しそうな未来の姿が映されることでストーリーが始まります。
そして時は、ヤンが皇后になる前の時代へ戻ります。
14世紀の高麗では、女性は元への貢物として連れ去られている状態でした。
ヒロインのヤンも同様、元に”貢女”として元に連行されそうになります。
しかし世子であるワン・ユは、貢女として連れ去られそうになる女性たちを逃がしました。そんなワン・ユの助けによって、ヤンは連れ去られることなく、難を逃れます。
しかしながら、ヤンの母は、追手から逃れることができませんでした。ヤンの母親は追手に捕まってしまい、何と殺害されてしまいます。
ヤンは、母を亡くしたことで深い悲しみに暮れました。そしてヤンは、母を殺害した勢力への復讐を決意するのでした。
その後、ヤンは自らの素性を隠すために、男性に扮します。名前も変えて、自らを”スンニャン”と名乗るようになりました。
そしてヤンは”スンニャン”として、権力者であるワン・ゴに仕えるようになったのでした。
第2~4回
スンニャンとしてワン・ゴに仕えるようになったヤン。
ヤンは、ひょんなことから流刑になった皇太子・タファンの護衛をすることになりました。
皇太子ながら、男らしく精悍なワン・ユとは違い、無邪気で情けない姿を見せるタファン。
タファンはヤンのことを男だと信じ切っているため、入浴時でも気にせずヤンを同行させます。
何とか平静を保とうとするヤンですが、裸でも平気で目の前に立つタファンの姿に思わず叫んでしまうことも。
そんな中、何者かに襲撃を受けたヤンとタファン。
ヤンはすかさずタファンを守り、逃げようとする相手を追いかけようとします。しかしタファンはそんなヤンを制し、「一人にしないでくれ!」と叫びます。
ヤンはそんなタファンの情けない姿に呆れつつ、タファンの言葉を無視して、逃げた相手を追いかけます。しかし、もう姿が見えなくなってしまっていました。
情けなく弱々しい姿を見せるものの、無邪気でどこか憎めない性格のタファン。
ヤンは、そんなタファンと多くの時間を過ごすうち、いつしか徐々に気を許すことが増えていくのでした。
特に第4話では、ワン・ユとは正反対の頼りない姿を見せるタファンと、そんなタファンの世話役の働きをするヤンのほっこりするやり取りが見られます。
一方ワン・ユは、ヤンがタファンを気遣うそぶりを見せていることが気に入りませんでした。
この頃からすでに、ヤン、タファン、ワン・ユの間で、三角関係のような関係性に発展する兆しを見せつつあるのでした。
第5話
第5話では、ワン・ゴの策略により実父がタファン殺害の犯人にされそうになっていることが発覚します。
実父を助けるためにどうすればいいのか悩むヤン。
結果、襲撃したのは元の兵であるとタファン自身に証言してもらおうという考えに至りました。
そしてヤンは、タファンと共に都に渡り、都でタファンに証言をしてもらうという計画を実行するのでした。
この回では、子どもっぽい振る舞いをするタファンと、なだめながら先へ進もうとするヤンの姿が描かれます。
ヤンはタファンを連れて山道を歩き続けますが、体力が尽きたタファンがもう歩けないと弱音を吐きます。
座りこみ、もう動かないと駄々をこねるタファン。
ヤンはそんなタファンに対し、ここには獣が出るけれど構わないならどうぞと告げます。
恐怖でおののいたタファンは、すぐに飛び上がります。
さっきまでが嘘のように元気よく歩き出したタファンは、早く進もうとヤンを急かすのでした。
この回のヤンとタファンはどこか親子のようで、二人のやり取りが面白いです。
第6話
とうとう宮殿に近づいたヤンとタファン。
棺には死人を装ったタファンが入り、ヤンはその棺を宮殿に届けます。
そして「皇太子は生きている」と告げ、棺から起き上がるタファン。ヤンはタファンに暗殺を計画したのは元だと証言するように促しますが、何と、そう簡単にはいかない事情が待ち受けているのでした…。
その後、ヤンは瀕死の状態に陥っている実父と再会を果たします。
ぼろぼろになり、傷だらけのヤンの実父には、もはやヤンの姿が目では認識できなくなっていました。
泣きながら実父に寄り添い、抱きしめるヤン。実父も、弱り果てながら、ヤンとの再会を喜ぶのでした。
ヤンは何とか捕らえられている実父を助けようとするものの、すでに傷だらけになっている父の体はどんどん弱っていってしまいます。
ヤンの願いもむなしく、実父は息を引き取ってしまうのでした。
この回ではヤンの実父が登場し、悲しい親子愛が描かれていて泣かずにはいられないシーンとなっています。
第7話
ずっと男のフリをしていたヤン。元の丞相の息子であるタンギセは、そんなヤンの様子に違和感を感じていました。
タンギセは、ふいにヤンを引き寄せ、触れるほど近づきます。
驚いたヤンは、タンギセを押しのけます。タンギセは、ヤンに近づくことで匂いを嗅いでいたのでした。
そしてタンギセはヤンに「女の匂いがする」と告げます。
タンギセはヤンから女性特有の匂いを感じ、ヤンが女であることに確信を持ったのでした。
ついに女であることがばれてしまうヤン。
タンギセはヤンを着飾らせると、元についたら側室にしようと目論見ます。ヤンの顔をじっと観察し、整った顔立ちを褒めるタンギセ。そして何と、無理やりヤンに襲い掛かるのでした。
この状況を見たワン・ユは、ヤンを救うためタンギセに殴りかかります。
殴られた衝撃でタンギセは失神します。しかし怒りが収まらないワン・ユは、タンギセにとどめを刺すかの如く、さらに殴りかかろうとします。
しかしヤンがワン・ユを制止したことで、何とか事なきを得たのでした。
さらにこの時期、ヨンチョルの計らいにより、ヨンチョルの娘・タナシルリとタファンの婚礼準備が進められようとしていました。
第8話
その後、元の宮廷で雑用係となったヤン。
実父の無念を晴らすためにも、タファンを殺害しようと企てます。
一方ワン・ユは、元の丞相の息子で、タンギセの兄弟でもあるタプジャヘから命を狙われていました。タプジャヘは、元の武将であるペガンに、ワン・ユを殺害するよう指示します。
第9~11話
タファンの正室となったタナシルリは、自らの地位と権力を維持することに心を砕いていました。
そしてタナシルリは、間者を選抜することになります。
間者を選抜する試験に合格したのはヤンでした。そしてタナシルリはヤンに対し、懐妊しているオジンに流産する薬を飲ませることを指示します。
タナシルリは、懐妊して自らの地位を脅かすかもしれないオジンの存在を邪魔に思っていたのでした。
一方タファンは、ヤンの姿を見て、スンニャンに似ていることに驚きます。
しかしヤンが女性の姿をしているため、人違いだろうとすぐに考え直します。しかし、次第に本当はスンニャンなのではないかと勘繰り始めていくのでした。
第12話
とうとうタファンは、ヤンがスンニャンであることに気が付きます。
しかしヤンの意向に配慮し、あえて追求はしないタファン。二人は目が合うと、ぎこちなく逸らしてしまいます。お互いにドギマギする様子を見せるのでした。
第12話では、初めて男女として接する二人のぎこちないやり取りが見られます。
第13~16話
ワン・ユから事前にヨンチョル殺害計画を知らされていたヤン。ヤンは、ワン・ユから危険な目に合わないように計画には関わるなと告げられていました。
しかしながら、ヤンは結局、ヨンチョル殺害計画の中の文書作成に関与してしまいます。そしてヤンは、そのことを知ったワン・ユを激怒させてしまったのでした。
ワン・ユはヤンに「二度と自分の前に現れるな」と言い放ちます。
ヤンはワン・ユを怒らせてしまったことを肌で感じ、落ち込みます。
タファンはそんなヤンを誘って、二人は一緒にお酒を飲むことになったのでした。
酔っ払ったヤンは、机に突っ伏して眠ってしまいます。タファンはそんなヤンを抱きかかえ、寝床まで運んで寝かせます。
タファンはヤンにそっと触れようとします。しかし、眠っているヤンが涙を流しながら「王様」とつぶやくのを見て、手を引っ込めるのでした。
タファンは「やはりワン・ユか。だが私はそなたを話さぬ」とつぶやきます。
結局タファンは、ヤンの手にそっとキスをして、一人で嬉しそうにはしゃぐのでした。
第17~19話
タファンはワン・ユに対して嫉妬心を抱くようになっていました。そのためタファンは、ワン・ユに近づくなとヤンに告げます。
一方ワン・ユは、外出していたヤンを待ち伏せていました。
そしてワン・ユは、帰ってきたヤンに「一緒に高麗に帰るか?」と尋ねます。
結果、ヨンチョルに解雇されたヤンは、ワン・ユと共に高麗に帰ることになったのでした。
ヤンが解雇されたという状況もあり、タファンはヤンのことを引き留めることができません。
さらにタファンは、ワン・ユとは近づくなとヤンに命令していたものの、二人が一緒に帰ってしまったことに嫉妬を感じざるを得ません。
そして嫉妬に苦しむタファンは、次第にワン・ユを憎むようになっていくのでした。
第20~23話
ヨンチョルは毒入りの酒を飲んだことで、瀕死の状態に陥りました。タファンは、この酒を用意したのはワン・ユであることから、ワン・ユと捕えさせたのでした。
その後、懐妊していたオジンのお腹の子は、男の子であることが発覚します。
タナシルリはその事実を知り、オジンを殺害する事を決意。そして実際に計画は実行され、オジンは命を落としたのでした。
そんな中、ヤンもワン・ユの子を懐妊していました。
タンギセからの襲撃を避けながら、ヤンはたった一人で子供を出産します。
誕生した子供は男の子で、大事そうにそっと赤ん坊を抱え上げるヤン。
そしてヤンは、いつかワン・ユが名付けてくれることを願いながら、星という意味の「ピョル」と呼ぶことにしたのでした。
しかし出産した直後、ついに追手に追いつかれてしまいます。
ヤンは追手をかわしますが、追手が崖から落ちる瞬間、ヤンが抱えていた赤ん坊の布を引っ張りました。
慌てて赤ん坊から引き剥がそうとするヤンですが、その隙をついたビョンスがヤンに矢を放ちます。
矢が命中したヤンは赤ん坊から手が離れてしまい、赤ん坊は追手と共に崖から転落してしまったのでした。
ヤンも崖から転落したものの、間一髪岩場に引っかかったことで難を逃れます。
そして鏡を抱えていたために、矢が体に刺さることはなく、ヤンは無事だったのでした。
また、ビョンスはオジンの遺体を持ち帰るため、ヤンの生死を確認することなく去らざるをえませんでした。
そのため、何とか生き延びることができたヤン。
ヤンはすぐに崖から落ちた赤ん坊を探しに行きますが、落ちた場所に横たわっていたのは追手の男だけでした。
赤ん坊の姿はどこにもなく、残されていたのは赤ん坊を包んでいた布だけでした。
周囲は水の流れる川だったため、赤ん坊が転落した上、流されてしまったと考えられる状況でした。
ヤンはなすすべなく、ただ泣き続けるのでした。
一方、タナシルリは自分の妊娠が事実ではないことが発覚するのを恐れていました。
そして自身の想像妊娠を隠すため、タナシルリはとんでもない計画を企てます。
自分が妊娠できないと悟るや否や、タナシルリは生まれたばかりの赤子を連れ去ろうと考えたのでした。
そんな中、タナシルリの前に生まれたばかりの赤子を抱えた僧侶が現れます。
僧侶は、山中で死んだ父親が抱いていた赤子だとタナシルリに話します。
タナシルリはこの赤子を引き取り、自分の息子として育てることを決意しました。
そしてこの赤子こそが、ヤンの息子であるピョルでした。
しかしこの時タナシルリもヤンも、このことに気が付いていなかったのでした。
第24~27話
タファンの側室を増やすことになり、側室選びをタナシルリが行うことになりました。
しかしながら、タナシルリは側室を増やすつもりなど毛頭ありませんでした。
そんな中ヤンは、ヨンチョル一家への復讐の為に、再び元へ戻ることを決意します。
そして元の武将であるペガンに、自分をタファンの側室候補として送り込むように頼みにいきます。
復讐の戦略を尋ねられたヤンは、まず皇帝の権威を立て直し、元の丞相に対抗できるようにすると返答。
タファンの父親の血書を入手しているヤンは、この血書を用いてタファンを改心させるとつけ加えました。
そしてペガンの承諾を得たヤンは、タファンの側室候補に入り込み、見事に側室となります。
そしてヤンは、タファンを改心させるべく行動を開始します。
側室となったヤンは、タファンに毎晩自分を部屋に呼んでほしいと頼みます。
周囲にはタファンが遊んでいると思わせ油断させつつも、タファンに文字を学ばせようと考えていたのでした。
第28~34話
皇帝という自分の立場に怯え、初めは文字を覚えることに抵抗していたタファン。
しかしながら、ヤンに「怖いなどどいう理由で何もしない陛下が私にできることはありません」と告げられてしまいます。
さらに「私も陛下の為に何かする気はありません」と付け加えるヤン。
そんなヤンの姿を見たタファンは、自分の考えを改めます。
ヤンのために全てを捨てるのではなく、皇帝として自分を奮い立たせることがヤンの為になるのだと気が付きます。そしてタファンは、再び文字を学ぶことを決意するのでした。
その後ヤンは、タナシルリの力を奪うため、新たな計画を実行します。
ヤンは煎じ薬を飲んだことで倒れますが、この薬は誰かに仕組まれたものではなく、自ら飲んだものでした。
タナシルリはヤンが毒を盛られたと思い込んだため、側室の捜索を徹底的に行うように命じます。
タナシルリはこの件をきっかけに、側室の存在ごと一網打尽にしようと考えていたのでした。
しかしこの件は、ヤンがタナシルリに仕掛けた罠でした。
側室の捜索を命じたことが仇となり、この捜索によってたタナシルリの近辺から毒入りのナツメが見つかります。
そしてこの件がきっかけとなり、臣下たちは「皇后様の廃位をご下命ください」とタファンに申し出ます。
そしてタナシルリは、廃位は免れたものの、冷宮に幽閉されることになりました。
こうして、ヤンは見事タナシルリを追い払うことに成功したのでした。
その後、狩猟大会が開かれることになります。狩猟大会初日の夜、酔っ払ってしまったヤンを介抱したタファンは、ついに「そなたが欲しい」とヤンに迫るのでした。
その後、ヨンチョルの策略により、ヤンは罪人として連行されそうになります。
しかしタファンが現れ、「ヤンが自分を救った」と話し、連れ戻しました。
その後倒れてしまったタファンを介抱したヤンは、タファンに対する自分の気持ちに変化が生じているのを感じ取っていました。
第35話
ヤンは、タファンとの間に子供を授かりました。
そのことで嫉妬に狂ったタナシルリは、呪術師に頼んで懐妊したヤンに呪いをかけるように仕向けます。
呪いの影響で眠れなくなったヤンは、自分が呪いをかけられていることに気がつき始めました。
そしてタナシルリによる呪いであることを突き止め、呪術師を捉えます。
しかし侍女たちが口を割らなかったため、タナシルリは難を逃れたのでした。
その後、無事に男の子を出産したヤン。赤ん坊の名前は「アユルシリダラ」と名付けられました。
アユルシリダラの誕生後、タナシルリの息子として育てられている「マハ」の祝いの宴が行われることになります。
気が進まないと言いながら、ヤンの後押しもあり宴に出席するタファン。
タファンはこの場で、後継ぎはマハとアユルシリダラのどちらか優秀な方を選ぶと宣言します。
この言葉を聞いたタンギセは、「後継ぎは嫡男では?」とタファンに進言します。
しかしタファンは「丞相は私の弟を皇帝にした」と前例を挙げて一蹴。さらに「私の考えは伝えたゆえ、もう何も言うな」と付け加え、有無を言わさないのでした。
第36話~41話
ヤンは、僧侶からマハが実はタナシルリの実子ではないことを聞かされます。
一方タファンは、ヨンチョルを倒すために剣を取っていました。ヤンは後宮で防衛の指揮を執り、サポートをすることに。
そして念願叶い、ヨンチョルを処刑に追い込むことに成功したヤン。
ようやく、これで亡き父の無念を晴らせたという思いに至るのでした。
しかしその後、ヤンは夜道でタンギセに襲われます。タンギセは、ヤンを家族の敵だと恨んでいたのでした。
ヤンもタンギセのことを母の仇として憎んでいるため「殺された母の恨みを晴らしてやる」とタンギセに告げます。そしてヤンは自らタンギセと剣を交えることに。
しかしその場にワン・ユらが駆け付けたことで、タンギセは立ち去ってしまいます。
結局ヤンとタンギセの決着はつかないまま、この場は終息したのでした。
第42~49話
タファンは、ヤンの気が引けないことに悩んでいました。
さらに戦況が不利になっていることで、次第にやけ酒に走り出すタファン。心配したヤンから、タファンは禁酒する約束をさせられます。
この時タファンは、ヤンとワン・ユによる密書の報告を受けていました。そのため、ヤンがワン・ユの元に行ってしまうのではないかという不安を抱えていたタファン。
しかしタファンは、ヤンにはそれを言えずにいるのでした。
一方ヤンは、ついてマハが崖で生き別れた我が子だったことを知ります。
我が子を刺客から救うため、急いで寺に向かったヤン。しかしヤンの目の前で、ビョンスがマハに毒矢を放ったのでした。
ビョンスには逃げられたものの、幸いマハの命は何とか助かりました。
一命はとりとめたものの、寝込んでいるマハの姿を見て、涙が止まらないヤン。
ヤンはどうにかマハを守ることができないかと考え抜きます。
その結果、ヤンはマハがタナシルリの実子でないことを、タファンの前で明らかにしました。
しかし、自分とワン・ユの間の実子であることを告げることはありませんでした。
このことで、皇室の血が流れていないことが公に判明したマハ。
そのためマハは、宮廷から出ざるを得なくなります。ヤンはそんなマハを預かり、その後自らの出身地である高麗に送ることにしたのでした。
こののち、タファンの息子であるアユルシリダラは、タファンから正式に後継ぎとして任命されることとなりました。
そしてとうとう、マハの出生の秘密をワン・ユ自身が伝え聞く時が来ます。
内官たちがマハのことをこっそり話している場面に出くわしたワン・ユ。その内容を聞いたワン・ユは、とうとうマハが自分の子どもであることを知ったのでした。
第50話
マハの出生を知っているタンギセは、マハがヤンとワン・ユの子であることをタファンに暴露します。
それを聞いたタファンは、驚きを隠せません。
そんなタファンの姿を見て、嘲笑うタンギセ。
さらにタンギセは、タファンがマハの出生の秘密を知ったことをヤンに伝えようとします。
しかし、タファンが口封じのためにタンギセを斬りつけたため、ヤンには伝わりませんでした。
そしてタファンは、この秘密によりヤンに危険が迫ることを避けるため、ワン・ユに手をかけることに…。
ワン・ユが命を落としたことで悲しむヤンでしたが、同時に一人で罪を抱え込もうとするタファンの苦しみも察知し、同情していました。
第51話・最終話
タルタルから、もし自分が戻らず大都が危うくなった場合、北へ逃げるようにと勧められてたヤン。
もはや情勢が危ないことをひしひしと感じ取っていたヤンは、逃げる事を決意し、タファンに北の地へ行ってみたいと提案します。
タファンは「皇后が望むなら」とヤンの申し出を受け入れました。さらにタファンは耳がかゆいと話したため、ヤンは自分の膝に頭を乗せるように勧めます。タファンはヤンの膝に頭を乗せますが、その後、タファンの体から静かに力が抜けていきます。
そして、タファンはヤンの膝の上に横になったまま、二度と目を覚ますことはありませんでした。
そして1368年、大都は朱元璋によって征服され、ヤンは北方に逃れることになりました。そしてその後、皇帝の座にはアユルシリダラが就いたことが示唆され、物語は幕を閉じました。
『奇皇后』相関図
韓国ドラマ「奇皇后」の相関図をご紹介します。
長いストーリーなのでかなり登場人物が多いのですが、特に重要な人物に絞ってご紹介していきます!
『奇皇后』キャスト
キ・ヤン/スンニャン役→ハ・ジウォン
父母や仲間を惨殺した者へ復讐するため、男性として生きてきた本作の主人公。
弓の名手で、男性に扮していた時期はスンニャン、男装していない時はヤンと名乗っている。
のちにワン・ユやタファンから寵愛を受け、ワン・ユと仲が深まる。
しかし復讐を果たすためにタファンの側室となり、その後皇后へと上りつめた。
その後は民衆の為の治世を行うために奮闘する。
ハ・ジウォンの主な出演作品
- シークレット・ガーデン
- キング 〜Two Hearts
- ファン・ジニ
など
ワン・ユ役→チュ・ジンモ
高麗の前王。
王子時代は不品行な生活を送っていたものの、のちに高麗王に即位した人物。
しかしタファンの暗殺計画に巻き込まれたことで、廃位になる。
スンニャンが女性であることを後になって知り、惹かれていくものの…。
チュ・ジンモの主な出演作品
- カンナさん大成功です!
- バッドガイズ〜悪い奴ら〜2
- 霜花店 運命、その愛
など
タファン役→チ・チャンウク
元の皇帝。
巨大権力を持つヨンチョルを恐れ、目を付けられないためにわざと無知な愚か者を演じている。
流刑先でスンニャンと出会い、助けられたことでスンニャンに友情を感じている。
弟の死によって後に皇帝となり、スンニャンを側室に迎えることに。
チ・チャンウクの主な出演作品
- ヒーラー〜最高の恋人〜
- あやしいパートナー~Destiny Lovers~
- ペク・ドンス
など
皇太后役→キム・ソヒョン
モンゴルの名家出身で、タファンの叔母にあたる。
タファンの後見人。
皇室の実権を得るために側室のヤンを手助けしていたものの、次第にヤンを脅威に感じ始める。
自らの地位を脅かされる事を避けるため、ペガンと組んでヤンを陥れようと画策するようになっていき…。
キム・ソヒョンの主な出演作品
- 恋するアプリ Love Alarm
- 太陽を抱く月
- トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜
など
ヨンチョル役→チョン・グックァン
元の丞相で、タナシルリの父。
タファンの父親を殺害した主犯格で、タファンを流刑にした張本人。
タファンの弟を皇帝にしたことで、絶対的な権力を握っている人物。
のちにタファンと対決することになる。
チョン・グックァンの主な出演作品
- キング 〜Two Hearts
- 赤と黒
- あなたが眠っている間に
など
タンギセ役→キム・ジョンヒョン
ヨンチョルの長男。
血気盛んで暴力的な人物で、父であるヨンチョルを崇拝している。
タファンのことを蔑視している面も。
ヤンが男装していることを見破り、ヤンに興味を持っている。
キム・ジョンヒョンの主な出演作品
- 善徳女王
- 大王の道
- ジャイアント
など
タナシルリ役→ペク・ジニ
ヨンチョルの娘で、タファンの最初の正室。
権力者であるヨンチョルが父であることが誇り。
思い込みが激しい一面があるため、ワン・ユとタファンは自分に想いを寄せていると思っていた。
また嫉妬深く、ワン・ユとタファンがヤンを想っていると知ると、殺すことも厭わないほど。
しかしヤンの子であるマハを自分の子のように思い、愛情を注ぐ場面も。
ペク・ジニの主な出演作品
- ジャグラス~氷のボスに恋の魔法を~
- トライアングル
- 傲慢と偏見
など
ワン・ゴ役→イ・ジェヨン
ワン・ユの叔父。
高麗王になったワン・ユの失脚を企てる。
王の座を狙いヨンチョルに取り入るものの、のちにヨンチョルに見限られてしまうことに…。
イ・ジェヨンの主な出演作品
- 太陽の末裔
- トキメキ☆成均館スキャンダル
- 主君の太陽
など
ヨム・ビョンス役→チョン・ウンイン
高麗出身で元の武官。
ヤンの父親の部下だったものの、私欲のためヨンチョルに取り入った人物。
出世を夢見ていて、多くの悪事を働いている。
チョン・ウンインの主な出演作品
- 君の声が聞こえる
- ヨンパリ
- ピノキオ
など
ペガン役→キム・ヨンホ
モンゴル民族至上主義。
ヨンチョルに憧れ忠誠を誓っていたものの、ヨンチョルの暴政ぶりを見て失望している。
その後はヨンチョルからの権力奪取をするためにヤンを養女にし、タファンの側室にした。
キム・ヨンホの主な出演作品
- SUITS/スーツ
- スカーレットレター
- インス大妃
など
『奇皇后』注目キャスト
ドラマの中で特に注目して欲しいキャストを2人、ご紹介しますね!
注目キャスト:ワン・ユ役/チュ・ジンモ
ヒロインのヤンを生涯愛し続けたキャラクター、ワン・ユ役をチュ・ジンモが演じています。
誠実で、頼りがいのある男らしいキャラクターであるワン・ユ。
精悍な顔立ちのチュ・ジンモにぴったりのキャラクターでした!
最後までまっすぐにヤンを想い、愛情を注ぎ続けるワン・ユの姿には心打たれるものがあります。これぞ”愛”と”正義”だろう、というものを生涯をかけて証明し続ける生き様が、とてもかっこいいです。
その清く正しい佇まいは、まさに世の理想の男性像そのものだと感じました。
注目キャスト:タファン役/チ・チャンウク
ヤンを生涯愛したもう一人の男性で、ちょっと弱々しくも、まっすぐで無邪気な姿が母性本能をくすぐるタファン。
そんなタファンをチ・チャンウクが時に無邪気に、時に情熱的に演じていて、視聴者からも大好評でした!
頼りがいのあるワン・ユとは正反対の弱々しいキャラクターでありながら、時に見せるまっすぐでひたむきな姿はドキッとさせられます。
回を重ねるごとに大人っぽくなっていき、ヤンのために全力を尽くし続けるタファン。
初めはタファンよりもワン・ユ派だったという視聴者の方も、最後には思わず応援したくなるような一途なキャラクターです。
チ・チャンウクはそんなタファン役にぴったりで、序盤は無邪気に、後半は大人っぽく演じているところはぜひ注目してください!
『奇皇后』感想は?
マジで奇皇后最高!!
曲もめちゃくちゃ良いし! pic.twitter.com/SSnGJOZtuG— ジャスミン (@Jasumin0427) 2019年11月26日
うっかり見始めたら噂通りホントに面白くて毎日寝不足。ハ ジウォンはかっこよくて、情けない皇帝のチ チャンウクもかっこよく、チュ ジンモも竹野内豊っぽくてかっこいい。#奇皇后
— Orange (@neconeconeneco) 2019年11月23日
TwitterもInstagramも
全然見てないし、更新もしないし
サボってました
韓流にハマってしまい(笑)
ずっと観てました
奇皇后観ました
そしてチュ・ジモン様に
恋をしてしまいました
カッコよすぎ!ヒゲがたまらん!!
久々のドンピシャ pic.twitter.com/oYuViD6zYn— ᔕOᑕᕼI (@c_s_k_r_s_39) 2019年11月26日
これね……ほんとに最高…………
奇皇后のなかで私このシーンが
一番好きかもしれない pic.twitter.com/AK1TPDULoL— みつまる (@mitsu_maru32) 2019年11月26日
また奇皇后見てるけど
この瞬間がほんまに切なくて何度も泣ける https://t.co/D4AT8l4c3C— senas (@yo_po6) 2019年11月26日
ヨンチョルの一族が画面割りたくなるくらいホントに憎たらしいんだよ#奇皇后
— Orange (@neconeconeneco) 2019年11月23日
奇皇后1話から観てる。1話からめちゃくちゃ面白いぞこのやろう!!!
— 松本ユアン (@yunyunyuan) 2019年11月20日
ストーリーが面白いと好評の「奇皇后」。
寝不足になるほど夢中で観たという方も少なくないようです!
また、ヒロインを演じたハ・ジウォンはかっこいいと評判で、主要キャストのチュ・ジモンとチ・チャンウクにはメロメロになった人が続出していました♡
皇后に上りつめたヒロインが民衆の為に治世に挑む姿は、しぜんと応援したくなります。
さらに、悪役ポジションのヨンチョル一族は、観ていて憎らしくなるほど悪どいのでより主人公たちを応援したくなります!
また、切ない恋愛に涙するシーンもあるので、切ない恋が観たい気分の方にもおすすめです!
【奇皇后】全話あらすじ・ネタバレ『相関図・キャスト・感想』まるわかり♪まとめ
韓国ドラマ「奇皇后」の全話あらすじと見どころ、注目キャストについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
二人の王とヒロインの愛を描いた本作は韓国で高視聴率を獲得し、ストーリー・キャスト共に大好評のドラマとなっています。
ひたむきで美しい愛が描かれる韓国の人気歴史ドラマ「奇皇后」、ぜひご覧になってみてくださいね!
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